ブロメモ

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【不快害虫】カメムシ対策

以前、割と街中のマンションに住んでいたのですが、ベランダにカメムシが大量に飛来したことから、この虫とのご縁が始まりました。

マンションの道向かいに、小さな川が流れており、川沿いの松並木にカメムシが生息しているようなのです。 調べてみると、カメムシは松の実の汁を吸い餌にしているそうなのです。

カメムシの悲劇は、洗濯物や、干した布団に付着していることに気づかずにそれを取り込んでしまい、潰してしまったり、刺激を与えて匂いを大発生させてしまうことです。 そこで、カメムシの対策について解説します。

ベランダなどの屋外でカメムシを発見した場合

まずは殺虫剤で退治するよりも、物理的排除です。 箸などでつまんで、そっと、そっと取り扱って、ご退去願いましょう。

カメムシは、意外と鈍感で、割箸などでつまんでもそう簡単には臭いをだしませんでした(クサギカメムシの場合)。 ただし、箸でつまむと急に飛び立ったりします。 その際、驚いて、勢いあまって、ベランダから物を投げ出したりしないように注意してください。

屋内に侵入したカメムシを見つけた場合(都会での低密度域でのお話し)

焦ってはいけません。もし、カメムシを見つけても、間違っても掃除機で吸ったりしてはいけません。 その瞬間その掃除機はしばらく使えないスクラップになってしまいます。

まずは、ガムテープを準備し、対象物に狙いを定め、即座にガムテープで取り込み密閉します。 こうすることで、匂いが拡散することを防ぐことができます。

変に刺激すると匂いが発生しますし、殺虫剤で退治しようとしてもなかなか鈍感で死にません。その間に匂いを発生させてしまうこともあります。

もし、不幸にも、洗濯物等に臭いがついてしまった場合の対策

まず決して、すぐに洗濯してはいけません。特に、他の洗濯物と混ぜて洗うと最悪です。

カメムシの臭いは、アルデヒドといわれる化学物質です。匂いの成分が水に溶けて、他の洗濯物に臭いが移ってしまいます。

ここは落ち着いて、まずは天日干しです。 アルデヒドは蒸気圧が低く、揮発しやすい物質です。 日光に当てて温度を上げることで、臭い成分であるアルデヒドを飛ばすとができます。 天日干しで臭いが取れた後に洗濯をしましょう。