夏もそろそろ終わりかけですが、今年使用した中で効果が高く、使い勝手が良いと思った虫よけをご紹介します。
虫よけ剤について
一般的に虫よけはスプレーやトリガースプレータイプのディート(DEET:ジエチルトルアミド)を有効成分とする虫よけ剤が一般的です。
ディートは1950年ごろに、アメリカ軍が開発しました。 蚊は様々な伝染病を媒介し、もっとも人に対して影響のある昆虫と言えます。そんな蚊に悩まされたのが軍隊です。 ジャングルなどで活動する軍隊は、蚊に悩まされました。そこで開発されて物がディートです。
日本では、薬事法で承認されている医薬品としてのほとんどの虫よけ剤でディートが用いられています。しかし、なぜ蚊がディートを嫌がるのか、その仕組みははっきりしていないといわれています。
ディートの虫に対する忌避効果は、長年の実績からも明らかです。一方、ディートは、人の健康に対しても少なからず影響があるともいわれています。その影響としては、人によっては肌荒れ、湿疹が生じることがあります。 また、高濃度の製品では、プラスティックを溶かしたり、変色させたりしますので、使用方法に注意が必要です。
無臭ユーカリ成分を用いた虫よけ剤
私は、このディート配合虫よけの独特の臭いが苦手で、ディートを配合しない虫よけを探していました。 そこの中で、下記に紹介するユーカノンという虫よけ剤にたどり着きました。
こちらは無臭ユーカリ成分を有効成分とするウェットティッシュ型の虫よけ剤で、子供用とクールタイプの大人向けの2商品があります。
ディートを使用していないという特徴もありますが、もう一つスプレータイプと異なり、しっかりと肌に塗ることができるという点があります。 エアゾール型の虫よけ剤ですとむらがでますし、トリガースプレータイプだとべたべたしすぎますが、ウェットティッシュですと、適度な塗心地でしっかりと塗ることができます。また汗をかいて虫よけが流れてしまったかなというときに、汗を拭く行為と一緒に虫よけ効果が期待できます。
無臭ユーカリ成分の効果
ユーカノンの虫よけ効果のはどうかというと、1、2時間程度の庭作業中全く刺されることはありませんでした。 普段、何も虫よけをせずに作業すると3,4か所はすぐに刺されてしまうのですが、ユーカノンを使用すると全くというほど刺されず。 試しに、右手は塗って、左手は塗らない状態でおいておくと、左手だけ刺されました。
調べてみると、海外ではユーカリ成分が虫よけ剤として使用されている実績もあり、その由来もしっかりしたもののようです。 ユーカリ成分を使用した虫よけ剤はほかにもありますが、一般的なユーカリ精油を使用したものは匂いがきつすぎて、かえって気持ち悪くなってしまいます。
ユーカノンのタイプ
ユーカノンには2種類あります。
子供用への使用を意識された、”ユーカノン 虫よけ入り ウエットティシュ”とメントールなどの清涼成分が配合された”ユーカノン 虫よけクールシート”です。 ユーカノン 虫よけ入りウェットのほうは、エタノールやパラベンなどは使用しておらず、肌に比較的優しいようです。 私はすっきり感がはっきりしているユーカノン 虫よけクールシートが好みです。
楽天の場合はこちら。
![]() 子どもに使用制限のない天然成分 無臭ユーカリ精油成分を使用した「虫よけ入りウエットティシュ... |
![]() 「虫よけ」「冷感」「汗拭き」がこの一枚で。冷たくて気持ちいい!。汗ふきした後、再度虫よけ... |
少し高いですが、ぜひ一度お試しください。